フロイトの一生


フロイトの思想が分り易く解説されている。
新書にしては400ページ近い本なのでボリュームはあるが、内容はそんなに難しいものではない。

フロイトの一生を通じて本人の歴史を辿りながらその思想背景を解説しているのだが、非常に分り易い。
フロイトが生きた時代背景や周りの人々との関係なども解説しながらどうしてそう思考したかを説いているのは読む側に浮気 電話相談理解が速いだろう。
第一次大戦と第二次大戦の間に間に亡くなったフロイトはオーストリアに生まれ、ドイツ語を母国語にしたユダヤ人である。
自身そのことを知り、ユダヤの歴史も承知しているがユダヤとドイツ語で生きている自分に乖離があったことを認めている。

エディプスコンプレックスがフロイト思想の中心にあるのだが、日本人にはこのエディプスコンプレックスが分り難いと思う。
小生も読んでいて良く分らん。
これは日本人には詳しく知らなくとも「八百万の神」は身近に感じるのと同様に西欧人がギリシャ神話やローマ神話を身近に生活していることを知らないと考えれば容易である。
が、実際神話の話は読んでも中々頭に入らない。

「精神分析学」と言う学問を紙上の理論ではなく、臨床医としての経験から確立していったフロイトだが読む以前のイメージ通り、何でもかんでも性に結び付けて考えるようだがそれが良く分らない。
近親姦や去勢願望などは自分の中に覚えがないと何だか入って行きづらい。
男性がおっぱいを求めるのとは別に性の対象としての母親像や父親との確執は身近にないので何とも判じ難い。